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平成30年度入学式を開催しました


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4月5日、静岡市駿河区のグランシップで、学部?大学院、短期大学部の合同入学式を開催しました。学部生653人、大学院生131人、短期大学生121人、計905人が新たなスタートを切りました。
入学式に続き、チアダンス部、アカペラサークル、ジャズダンス部のクラブ?サークル紹介を行いました。

式典の様子

誓いのことば

歓迎のことば

クラブ?サークル紹介

学長式辞

学長 鬼頭宏

澳门金沙官网_澳门金沙赌城¥博彩平台、短期大学部、そして大学院に入学された諸君、入学おめでとうございます。全教職員を代表して、諸君の入学を心よりお祝い申し上げます。
ご家族の皆様には、ご子弟の入学をお祝い申しあげるとともに、ここまでお育てくださったことに対して、ご苦労さまでしたと労いの言葉を差し上げたく思います。
本日は、静岡県知事川勝平太様はじめ、県議会、奨学金授与団体、県内大学、同窓会、そして後援会などから、多くのご来賓に臨席いただいております。入学生諸君は、それぞれに夢や計画を持って入学されたことと思います。大勢の皆様に支えていただいていることに感謝しつつ、澳门金沙官网_澳门金沙赌城¥博彩平台に入学されたことに誇りと自信をもって勉学に励み、夢と計画の実現に向けて努力してください。

本学は1987年に、静岡薬科大学、静岡女子大学、静岡女子短期大学の3校を統合して設立されました。昨年、開学30周年を迎えました。これからはじまる、新しい30年に向けてスタートしたところです。この節目の年に入学された諸君には、新たな人生のスタートにあたって、考えていただきたいことがあります。
今年の春の本学を卒業した皆さんの先輩は、就職希望者の97?98%が卒業式までに勤め先を決定することができました。経済状況が良くなっていることと、人口減少によって労働力が不足していることが、就職に有利な状況を作っています。しかしこのような状況がいつまで続くかわかりません。
先週3月30日に、国立社会保障?人口問題研究所が、2015年から2045年までの30年間の都道府県、市町村別の将来推計人口を発表しました。2008年以後、総人口は減少していましたが、東京や沖縄など一部では増加を続けていました。しかしこの度の推計では、2030年以後はすべての都道府県で人口が減るとのことです。人口減少は消費を減らし、労働力不足から経営が続かなくなるなど、経済への影響が予想されます。
特に地方の人口減少は深刻です。静岡県も例外ではありません。ピークの2007年には390万人、2015年に370万人あった静岡県人口は、2045年には300万人を割って、294万人になると推計されました。20%以上の減少です。市町によってはもっと大きく減少するところがあるので、地域の経営や生活にとって大きな打撃となります。
ある経済雑誌の最新号は、「20年後 ニッポンの課題 衝撃の未来像」と題して正面から人口減少と超高齢化のインパクトについて論じています(『週刊東洋経済』4月7日号)。
しかしみなさんは未来を悲観しているばかりであってはなりません。むしろ人口減少の時代こそ、チャレンジの時代であり、みなさんにとって可能性が大きく開かれた時代だという発想の転換が必要です。
世界は「インダストリー 4.0」とか「ソサエティー 5.0」と呼ばれる時代へと転換しようとしています。情報コミュニケーション技術、あらゆるものをインターネットでつなぐIoT、人工知能、ロボットなどの言葉が氾濫しています。ゲノム編集、ビッグ?データを駆使した新しい医療なども期待されています。新しい産業革命が起き、これまでとは異なる新しい文明社会が到来するというのです。20年、30年先には、どんな時代、どんな社会が待っているのでしょうか。いや、どんな社会をみなさんは創ろうとしているのでしょうか。みなさんが新しい時代の主人公であることを自覚して大いに活躍していただくことを期待しています。

澳门金沙官网_澳门金沙赌城¥博彩平台が目指していることについてお話しします。本学が掲げる理念の一つとして、「地域社会と協働する、広く社会に開かれた大学」を目指すことをうたっています。また目標の一つに、「県政や産業界との連携を図りながら、卓越した教育と高い学術性を備えた研究による成果を還元します」としています。私はこれを「地域をつくる、未来をつくる」という言葉に置き換え、モットーとしました。地方消滅がささやかれる今こそ、県立大学が地域の核となって、アイデアを提供し、次代を担う若者を育てていかなければならない責任を負っていると考えるからです。
本学は平成26年度から文部科学省の補助金による「地(知)の拠点事業」、いわゆるCOC (Center of Community) として『ふじのくに「からだ?こころ?地域」の健康を担う人材育成拠点』に取り組んでいます。豊かな健康長寿社会の実現の担い手を育てることが主眼です。全学共通教育に地元静岡を知ることを目的に、20科目以上の「しずおか学」や地域づくりに関する科目を、選択必修科目として開講しているのも、地域の未来を担う人材を育成するという、本学のミッションの実践にほかなりません。現在では、学部の枠を越えて、異なった分野の学生のチームが、介護などの地域課題解決への提案を行ったり、ゼミ、サークル単位で観光資源開発や地域特産物の生産、販売に関する研究を行ったりしています。
このプログラムでは、「地域のために、地域とともに」をスローガンに、実践的なコミュニティ?ワーク力を身につけてもらうことを目指しました。コミュニティ?ワーク力とは、地域が抱えている課題を解決するために、世代、分野、職種を超えて「チーム活動」を牽引する能力を言います。COC事業が始まってから丸4年経ちました。そして今年3月に、初めて、コミュニティ?ワーク力を身につけたと認定された学生に対して「コミュニティ?フェロー」の称号を授与することができました。短期大学部、大学、大学院の学生178名です。またその中から特筆すべき活動を担った学生7名を特別表彰することになりました。
今、日本の大学教育も新しい社会の創造に向けて変化しつつあります。本学でも、つぎつ